インテリジェント店舗

  • 小売最前線の店舗の革命が起きようとしている。スーパなどで長い行列街している光景がなくなるかもしれない。ゲリラ的タイムセールも、あの店はいくらこの店はいくらがすぐその場でわかりお買い得品を速攻買い。
  • 店側棚卸しの手間が大きく削減され、値段一斉変更も簡単に。レジ担当者の人数も抑えられ人件費も削減。お客さんごとの購買履歴もデータ収集でき次ぎの一手の手助けとなる。傘下のネットショップと連動し重いものやかさばるものは宅配で消費者人気も拡大間違いなし。
  • ここに目をつけてシステム各社が一斉参入。
  • キーワードはビッグデータ、クラウドサービス、近距離通信電子棚、、O2O、Beacon、電子買い物カゴ、電子タグ、電子棚札そしてそれらを横に串刺しするのがスマホである。普及が急拡大するスマホIDは現代社会の”国民総背番号”。ユビキタス社会のスマホのセンサー機能をいち早く理解し取り入れたのがApple社。後に続くAppleXがトップ引き。所詮はトップ引きで終わるのか、ビッグデータ解析&クラウドサービスで革新ビズネスを創出できるのか。
  • 当方は現時点ではAppleX社に100万円くらいならお遊びのエンターテインメント・エントリー料として株式投資できるが、1000万円までは投資できない。大きなテーマであり夢は発散してしまうくらい大きい。企業体力として手にあまるのではないか?

商業施設むけソリューション「Beacon Marketing」株式会社Real iDが開始
■株式会社Real iD
商業施設のO2O・オムニチャネルに特化したクラウドサービス「ソーシャルダイン」の企画開発、提供を行っている。
  • BeaconMarketing
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■日経コンピュータでの掲載記事 (2012年12月6日付)     
クローズアップ: 社会に増殖する「センサー」 ビッグデータをビジネスに生かせ 

モノだけでなくヒトにまでセンサーを張り巡らし、そこから得られた情報をマーケティングや顧客満足度の向上、業務改善などに生かす事例が増えている。安価な通信手段の登場や、データを集約して容易に分析できるクラウドサービスの出現などにより、社会に張り巡らされるセンサーの数は一気に増える。その活用が企業の競争力向上に直結する。

家電、クルマ、住宅やオフィスビルなどの不動産、電気や水道などのインフラ、さらには自動販売機やペットまで、今、あらゆるモノや場所にセンサーが設置され、ネットワークでその情報を収集できるようになってきた。その結果、消費者の行動をマーケティングや顧客対応に生かしたり、従業員の行動を業務改善に生かせるようになってきた。そうした中で急速な勢いで数を増やしているセンサーがある。スマートフォンだ。世界で年間6億台近くが出荷されるこの端末には、実は様々なセンサーが満載されている。動きを読み取る加速度センサー、位置情報を示すGPS(全地球測位システム)、方角を読み取る電子コンパス(地磁気センサー)、バーコードを読み取ったり人間の顔を認識するが画像センサー、そしてRFID(無線ICタグ)を読み取るNFC(近接無線通信)リーダー。一昔前には考えられなかったほどの多種類のセンサーが満載され、ネットワークに常時接続された状態で人々が持ち歩く。(中略)

スマホをゲートウエイに

センサー情報を収集するのに必要な通信のコストも下がってきた。例えば、スマホや携帯電話機向けソフトウエア開発を手掛けるアプリックスは、スマホをゲートウエイにすることでセンサー情報を手軽にクラウドにアップロードできる通信モジュール「JM1」を2012年8月に発表した(図4)。Bluetooth通信の機能を備えており、スマホを介してネットワークに接続する。モジュール自体は「200円ほどの単価を実現できる」(アプリックス 研究開発本部の吉岡学部長)という。従来、センサー情報を収集しようとすると数万円の3G通信モジュールへの初期投資、月額数千円ほどの通信費が必要だった。今後、センサーを使った情報収集コストはより低くなっていくだろう。(後略)

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